2016年10月12日〜14日の3日間に東京ビッグサイトにて開催された「第43回 国際福祉機器展H.C.R.2016」に行ってきました。17か国、1地域より530社の製品が一堂に会するものでアナログ人間の自分にとっては、まるで“魔法”の世界に入り込んだようでした。
例えば、病気やけがで全身がマヒしていても視線を動かしてテレビや照明をつけたり切ったりできる装置など、障害を補助し一助となる技術の多彩さに驚かされました。
新素材で組み上げた車いすは非常に軽いため、自由自在に操作可能です。手首を失った人の役に立つ「手」も感動モノです。腕の先にはめてちょっと力を入れるだけで先端が開いて物を掴めます。
極度の近視の人向けに開発されたメガネは、外界の像を網膜に直接映し出す優れものです。
高齢者の行動を綿密に把握できるセンサーは紙状のテープです。手首に巻いておくだけでいいのです。
他にも、車いすの方のための福祉車両や転んでも怪我をしにくい床材、摂食が困難な人のため液体にとろみをつける粉末など、未来技術の固まりに驚かされることばかりでした。
この展示会は介護従事者を支えることが目的で42年前に始まりました。当初はひっそりとしたものでしたが、今年は障害者を含めて10万人以上が訪れました。
2017年は同じ場所で9月27日〜29日に開催されるとのことなので、必ず来場し、高齢化社会の新技術をいち早く落手したいものです。
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