「リボベジ」をご存知ですか?
難解なコンピューター用語や、怪しげな犯罪のことではありません。
リボーン・ベジタブル(再生野菜)の略で、料理の際に残る野菜の根元やヘタを捨てずに水につけて育てることを云います。芽や葉が伸びれば、それをまた食材として利用します。
今、このプログラムが、エコでおしゃれなプチ園芸として注目されています。空いたビンや缶があれば台所で育てられる手軽さが受けているのでしょう。
家計を大きく助けるような豊作は期待できませんが、捨てられる野菜くずから緑の葉が力強く生えてくる様子は見ていても楽しい気分になります。
先日の新聞報道で知ったのですが、大分市の大分東高校では、生徒らが「リボベジ研究会」を作ったそうです。
リボベジの効果を調べ、レシピを考え、インテリアにも仕上げます。その魅力をイベントや小学校への出前授業などを通じて伝えています。
研究会によると、大分市内の全所帯がリボベジを1回行うと、約6トンの生ゴミが削減される計算になるのだと…!
東京都の小池百合子知事は先日の会見で、「もったいない」という日本語を「20年の東京五輪の新たなコンセプトに入れて、国際語にしたい」と意欲を示しました。「てんぷら、おすしの次に、『もったいない』がでるようにしたいとも述べています。
この言葉は、日本の美徳を表す言葉として、環境大臣時代に云っていた『3R(リデュース=発生抑制、リユース=再使用、リサイクル=再資源化)』の思想につながると主張しております。
『おもてなし』も良いですが、『もったいない』は“日本の美徳”と、世界に発信してもらいたいものです。
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