新興市場に積極的な買い資金が流れ込んでいます。日経ジャスダック平均株価は13日まで4日連続で約26年ぶりの高値水準を回復しています。
ジャスダックと東証マザーズ市場の時価総額は合計で14兆2835億円と2015年7月以来、約2年ぶりの水準に回帰しています。東証1部市場の主力株の上値が窮屈の中、新興株の値動きの軽さに注視した個人投資家などの買いが継続しています。
背景には米連邦準備委員会(FRB)のイエメン議長証言のほか、米トランプ政権とロシアの関係を巡る問題など不透明要因も入りまじり、投資家が円安→株高の実態を懐疑的に見ているのでしょう。
しかし、個人を中心として投資意欲は底堅く、外部要因に左右されにくい値動きの軽い新興株に買い注文が流れています。
経済指標から判断しても新興市場にはまだ過熱感がなく、ジャスダック銘柄のPER(株価収益率)も約17倍と2年前の19倍台を下回っています。
但し、ここからさらに上値を追うには「新興市場の物色対象のすそ野の広がり」が必要です。来週もマーケットは一筋縄では行きそうにありませんが、まだまだお宝銘柄は埋もれていそうです。
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