2018年相場がスタートしました。
「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ねずみ)繁盛、丑(うし)躓き(つまずき)、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)跳ねる」。投資家にお馴染みの干支に因む相場格言です。
戦後、東京証券取引所が再開されて以来、戌年は5回ありましたが、5回のうち4回が年足陽線(上昇)で、年足陰線(下落)は1回だけでした。個人投資家にとっては、チャンスであり、縁起のいい年回りとなります。
昨年の酉年は突然の衆議院解散と、総選挙、過去最長記録となった16連騰、バブル崩壊後の96年6月の高値(2万2666円)更新など、まさに申酉(さるとり)騒ぐ相場で、干支相場格言がピタリと当たった年でした。
「戌(いぬ)笑い」となる今年は、「デフレ脱却・リフレ時代」へと繋がって行く年となりそうです。
アベノミクスは17年12月で6年目となり、日経平均は12年から6年連続で陽線となりました。新年、18年も世界経済はステディーに歩む見通しであり、日本経済も12年12月から始まった景気拡大は昨年12月で61か月、まだまだ好況が続く風向きです。
日本企業は、増配、自社株買いなど株主を尊重した経営方針に転換してきており、株式そのものの魅力が増しています。
新年、18年相場は「デフレ脱却」と「技術革新」が大きなテーマとなり、日経平均3万円に向けて、東京市場をリードして行くことになるでしょう。
例年恒例の“新春お年玉銘柄”を発表します。
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