昨年の新規株式公開(IPO)は90社と、16年より7社増えました。株式相場の上昇を追い風に社数は伸びた半面、調達金額の合計は前年より約3割減少しました。
足元の株高も背景に公開価格を初値が上回った企業の割合は91%と16年より9ポイント改善しました。市場環境の良さに加え、個人投資家の期待の高さがうかがえます。
さて、今年18年のIPOはどうなるのでしょうか。今の予想ですと、18年は07年の121社以来、11年ぶりの「100社超え」となるのではないでしょうか。但し、社数増、小型化と云う昨年の流れがそのまま継続しそうです。
市場が期待するIPO候補としては、フリーマーケットアプリの「メルカリ」や、クラウド会計ソフトの「freee」と云ったIT系の有力企業です。
また、人工知能(AI)やフィンテックと云った注目分野に加えて「電気自動車や自動運転」なども注目となります。
さらに、人手不足に対応するサービスを展開する企業への関心も高まるでしょう。
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