「バリュー投資の父」として後世に名を遺したのがベンジャミン・グレアム氏。1976年に亡くなっていますが、ウォーレン・バフェット氏の師の一人でもあり、今も多くの投資家に影響を与え続けています。
グレアム氏の投資手法は、企業の本質的価値よりもずっと安い価格で購入することが出来れば、利益を得られるという単純明快なものです。
1929年からの大恐慌で、グレアム氏の共同投資会社は大きな損失を被りました。その経験が安全志向の投資哲学につながっています。
グレアム氏の著書『賢明なる投資家』では「投資家は常に間近に迫る危機に用心すべきだ」と強調しています。
往々にして、割安株は相場の下落場面でも比較的、下落幅が小さく、十分な割安株の場合は、一層その傾向が強いものです。
相場との取り組み方では「大幅な値上がり直後の買いや大幅な値下がり直後の売りは絶対にしてはならない」と注意を促しています。市場動向に惑わされると、企業の本質的価値から目を背けることになってしまいます。
具体的には、『賢明なる投資家』の中で保有株の売りときの兆候について「株価が5割上昇」「無配に転落」などを挙げておりますが、ご自分で実際にご覧になっても損はないでしょう。
例年大ヒットの “新春お年玉銘柄”が大相場の様相を呈してきました。
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