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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

景気敏感株に注目!

 

日経平均の予想PER(株価収益率)は、11.95倍で低迷しています。その最たる原因は工作機械株や電子部品などの景気敏感株ですが、ここへ来て景気敏感株の底入れ感が云われ出してきました。

 

景気敏感株の動向を探るには、長期サイクルと短期サイクルを検証することが必須です。

 

長期サイクルは10年目に突入した米国の景気拡大の行方です。昨年12月に米債券市場で景気後退の前兆とされる「逆イールド(長短金利の逆転)」が発生し、19年後半から20年に景気が減速するとの見解が高まりました。

 

一方、短期サイクルは「キチンの波」と呼ばれる約40か月の在庫循環を指し示します。需要が少なくなれば企業は在庫を減らすために生産を減少します。在庫が需要より少なくなると生産を増大させます。生産と在庫はこのような循環を恒常的に繰り返します。

 

在庫循環の物差しとなるのが工作機械受注で、日経平均のPERの上下動もその動きに大方一致して推移してきました。

 

1710月に工作機械受注は前年同月比50%増を達成し、概ね同時期にPERも15倍超とピークを付けました。在庫循環の山から谷までの期間は40か月の半分の20か月で、ほどなく底入れの時期が到来します。

 

1月以降の工作機械受注額が昨年12月からもみ合い状態と仮定すれば、3月に底入れし、4月以降に回復に転化する筋書きが見えます。

 

そろそろ景気敏感株は買いとなりそうです。

弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!

“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。