新元号が4月1日に発表されることが決まり、新元号を予想するインターネット調査が注目を集めています。
過去に使われた漢字を精査・検証すると、「大化の改新」(645年)で知られる最初の「大化」から「平成」まで247の元号が存在しますが、使われた漢字は72字と意外に少ないことが分かります。
使用回数の高い上位5字は「永」の29回が最高で、2位は「元」「天」の27回、次いで「治」の21回、「応」の20回と続きます。
6位から10位までは「正(19回)、文(19回)、和(19回)、長(19回)、安(17回)」と続き、上位10字で247の元号のうち176個を占めており、率にして71%に達していることも分かりました。
政府は1989年の閣議報告などで、元号の選定基準や手続きを定めています。新元号は、複数の有識者から提示された原案について、(1)国民の理想としてふさわしい意味を持つ、(2)漢字2字である、(3)書きやすい、(4)読みやすい、(5)これまでに元号またはおくり名として用いられていない、(6)俗用されていないもの、といった視野から官房長官が数案に選り分けます。
その後、有識者による審議や衆参両院の正副議長からの意見聴取などを経て、閣議決定されますが、出来る限り少ない画数の漢字を選ぶ方針です。
また、役所へ提出する申請書などでは、元号のアルファベットの頭文字となることもあるので、明治(M)、大正(T)、昭和(S)、平成(H)と被らない元号になります。
1月14日のこのコーナーでお話をしましたが昨今、「安心・安全」が頻繁に云われていることから、弊社ではこの「安」の字を使った「安久」「安泰」「安寧」「安明」「安元」「元安」などを予想していますが…。
しかし、新元号の予想が世間に広まり過ぎると、決まっていた元号も一転変更となりますので、予想もほどほどにしておきましょうか。
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