バイオテクノロジーとはバイオロジー(生物学)とテクノロジー(科学技術)の合成語ですが、近ごろは医療や農業など色々な領域での商業化が進み、バイオテクノロジーが我々にとっても知られた言葉になりました。
そのバイオテクノロジーを応用して経済発展を試みる「バイオエコノミー」(生物経済)が脚光を浴びています。
近いうちに、デジタルに勝るとも劣らない技術革新が繰り広げられると見込まれており、2030年までにバイオ市場全体で180兆円の巨大市場へと歴史的変遷が起こると予測されています。
バイオ薬品・再生医療などと云った先端医療や干ばつに強く、収穫量の多い農作物の生産、バイオエネルギーの生産など、バイオテクノロジーは医療や環境などの各分野において産業の繁栄に中心的な役割を果たしてきました。
特にバイオテクノロジーを本格活用して作られた医薬品の伸びは図抜けており、17年の医薬品世界売上高上位10のうち、6品目までをバイオ医薬品が占めました。
その代表的なバイオ医薬品が、昨年のノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏の研究をもとに開発された「オプジーボ」です。免疫薬である「オプジーボ」は従来のがん治療薬とは全く異なる方法で開発された薬として世界中で話題となっています。
政府も国家戦略の一環として、今年夏までに産官学連携で、バイオ産業の活性化に乗り出します。
バイオエコノミー関連に注目!
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