今年は日経平均算出開始から60周年。節目の年にもかかわらず直近の日経平均株価は60年の移動平均をも下回る展開となっております。驚くべきことに超長期投資家さえも報われていないのです。
日経平均株価が最高値3万8915円を付けた1989年末から20年、当時の雰囲気では今頃は優に10万円を超えていたはずですから、現実は期待値の10分の1以下です。
しかし、問題は次の10年です。20年の歳月を経て人々の金融商品への期待は一変しました。株式が大きく減って、代わりに普通預金など流動性預金が急増し、何と個人金融資産の19%に当たる279兆円が金融機関の口座に眠っているのです。
この個人の金融資産を株式市場に呼び込み、閉じた日本を開放すれば、世界の躍動感を取り込めるのではないでしょうか。いま、国がやるべきことは大幅な規制緩和と民営化、それに減税でしょう。
景気が本格的に回復して経済活動が活発化すれば、税収は大きく膨れ上がって戻ってきます。日本(人)の信頼を重んじる商慣行や環境・省エネの技術や経験は他国の比ではありません。
日本再生の道は、そう遠くないと思います。がんばろうーニッポン!!
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