「私が買うと株価が下がり、私が売ると株価が上がる」―このように感じている投資家は多いと思います。それは、実生活で体感する景気と株価の動きにズレがあるためです。
株価と云うものは景気より先に動くため、景気が良くなったと暮らしで実感するときには株式市場は既に天井をつけており、優良株が下がってお買い得だと感じたときが景気悪化の始まりと云うこともあり得ます。
景気の波が来たことを迅速に教えてくれる指標が「商品市況」です。特に景気の動きに連動して収益と株価が変動する、いわゆる景気敏感株には有効な指標です。
具体的には、化学・鉄鋼・ガラス土石・非鉄・金属・繊維・石油・ゴム・紙パルプ・機械・半導体製造装置などの素材型産業であり、またその物流に関わる「商社、海運」といった業種です。
これらセクターの業績は、製品の在庫と出荷のバランスで決まります。産業の基礎素材である鋼板や石油化学製品などは、景気が悪化すれば出荷が減って在庫が増え、逆に景気が良くなれば出荷が増えて在庫が減ります。そして、その需給の状況を示すのが、素材の市場価格です。関連する素材価格に注目することで、株価の動きを予測することができるのです。
当社では、日々、景気敏感株の株価をチェックしているのは当然ですが、最終的には、当社の『相場の匠・銘柄マックス』でさらに篩いにかけ、「安全・確実・大幅」に利益を狙える銘柄をご連絡致しております。
尚、10月16日(土)は、10:00から15:00まで特別投資相談を行いますので、お気軽にお問い合わせ下さい(03-3868-2801まで)