先週から新ジャスダック市場がスタートしました。大証が、かつてのジャスダックとNEOとヘラクレスを統合して発足させたものです。
新ジャスダックは上場企業が約1000社、時価総額は約8兆8000億円のアジア最大級の新興企業向け市場となったのですが、今までとは違うポイントが3つほどあります。
1つは「ジャスダックトップ20」という新しい株価指数です。ジャスダックを代表するマクドナルドやセブン銀行など20銘柄が選定されましたが、毎年10月の第3金曜日に定期入れ替えが行われます。その時期には、採用・除外銘柄を探す動きが活発になり、対象銘柄の株価は激しく動くことになるでしょう。
2つ目は上場廃止基準の変更です。「浮動株時価総額」?つまり、浮動株の時価総額が事業年度の最終日に2億5000万円を下回ると上場廃止となります。(猶予期間は1年です)
3つ目は「株価10円未満で上場廃止」(3カ月以内に10円以上にならなかった場合)となります。こちらは来年4月1日からの適用となりますが、新ジャスダック市場には現在、株価10円以下の企業がいくつかありますので、お持ちの方、或いはご購入を検討されている方はご注意下さい。
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