最近、「スマートグリッド」という言葉をよく耳にします。「スマートグリッド」とひと言で云っても、実際のところその定義や意味はあいまいです。
例えば、欧州では風力や太陽光など再生可能エネルギーが普及しても、電力網を安定的に維持するためのネットワークという意味合いが強いです。
一方、中国やインドといった新興国は、そもそも未整備の電力インフラを整備する意味も含まれます。
その意味では、スマートグリッドの整備が進むのは再生可能エネルギーの普及に合わせて、ということになります。関連企業にとって、目に見える形で恩恵を受けることが出来るようになるのも2020年ごろではないでしょうか。
しかし、株式投資の視点からは「息の長いテーマ」と云う事になります。また、各関連技術で進む国際規格化の議論で日本が主導権を取っていくことが重要となるでしょう。
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