東証は4月から検討していた株式取引時間の延長について、焦点だった昼休みの完全廃止の見送りを決定しました。
現在の取引時間は皆様もご存知の通りですが、午前取引と午後取引のそれぞれ最初と最後に計4回実施する「板寄せ」と呼ばれる取引に売買を集中しており、昼休みをやめるとこれが2回になり逆に売買高の減少につながると判断したようです。
代案として、午前取引の終了を午前11時から30分間延長し、昼休みを11時半から12時時半までの1時間にする案が浮上しております。午前11時から始まる香港市場の動きを株価に反映できるほか、証券会社のコストも軽くなると云います。
証券会社などで構成する市場運営委員会での議論を経て、年内に最終決定するようです。
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