「天才は1%の閃きと99%の汗」は、発明王だった米国のトーマス・エジソンの名言です。「失敗すればするほど成功に近づいている」と達観できたのも、偉人だからでしょう。
1884年(明治17年)、米国のフィラデルフィアで開かれた電気博覧会を訪れ、憧れのエジソンに会った日本の若き技術者がいました。のちに東芝の母体となった「白熱舎」を創設した藤岡市助氏です。
藤岡氏はエジソンから電気器具の国産化を勧められ、5年後の1889年に白熱電球の試作に成功、エジソンが日本産の竹をフィラメントに使った白熱電球を発明してから10年後のことでした。白熱舎は最初、1日十数個しか電球を製造できず、また約2時間でフィラメントが切れて、長持ちしなかったそうです。
明日21日は、エジソンの電球発明から131周年にあたります。日本のメーカーは、いま省エネ型で長寿命のLED(発光ダイオード)電球を開発し、世界を主導しています。日本の新時代を照らす明かりとなってもらいたいものです。
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