昨今、国内よりも韓国や中国市場で上場を検討している日本企業が増えております。韓国や中国市場の新規上場の魅力は「早くて安くて緩い」ことが挙げられます。
例えば、韓国証券取引所では申請後、上場までに1年程度です。ちなみに日本では最低でも2年は掛かります。
また、上場基準も上場企業の不祥事多発により、審査基準が厳格化されている国内市場と比べても断然緩く、時価総額や純資産の少ない企業にとっても魅力的な市場のようです。
しかし、日本企業の海外での上場は、国内市場の空洞化にもつながってしまいます。東証もこの状況には危機感を強め、アジアの成長企業の上場誘致に本腰を入れております。
また、10月12日にはジャスダックと大証ヘラクレスの統合で「新ジャスダック市場」が誕生します。これを起爆剤に大証が高成長企業をIPO市場へ誘致することや、新興市場活性化策などにも期待したいところです。
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