3.11の大震災では「想定を超えた大地震や大津波」が大きな被害をもたらしました。
想定を超えたのだから、やむをえなかった…。このように弁解するため、「想定を超えた…」という発言が多かったように感じましたが、福島第一原子力発電所が想定していた津波の高さは5.7メートルだったのです。
ところが、実際の津波の高さは15メートルだったため、「想定外の津波が来た」としております。しかし、過去の津波を調べて見ると、20メートル級以上もザラなのです。それを熟考することなく5.7メートルが想定内というのですから、全く呆れてしまいます。
当社のような投資顧問の立場からは、想定外はあり得ません。株式投資では「想定外が常に想定」されていなくてはならないのです。
では、株式市場では過去にどれだけの暴落があったのでしょうか。まず、1987年の10月20日のブラックマンデーの時には3936円安でしたが、当時の日経平均は2万円台だったので、これくらいの下げはあり得ると想定していなくてはなりません。
また、2番目に大きく下げたのは、90年4月2日の1978円安でしたが、過去の東京市場の下げを検証して見れば、驚くような下げでも、また想定外でもないのです。
相場の世界では「想定外」が日常化していることを肝に銘じ、これからも皆様方の最高のパートナーとして最高のサポートをさせて頂きます。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。