昨年に続き今年もデング熱の流行が懸念されています。昨年の日本の感染は、海外で感染して国内で発症した人を刺した蚊(ヒトスジシマカ)が、別の人を刺すことで感染拡大となりました。
すでに輸入感染者は6月28日現在、全国で112人と昨年同期よりも31人増えています。今後は蚊が活発になる梅雨明けと海外旅行シーズンが重なり、国内感染のリスクも高まります。
蚊の習性から分かることは、蚊は人間の「呼吸(二酸化炭素)」「体温」「臭い」に反応して近づいてきます。因って、運動して呼吸が荒くなっている人や体温の高い子ども、お酒の臭いがする人が刺されやすいのです。
また、因果関係は不明ですが、黒い服を着ている人や血液型がO型の人も刺されやすいようです。確実に云えることは“絶対に刺されない人はいない”と云うことです。
「国立感染症研究所」の『デング熱媒介蚊対策資料』によると、個人の防御法としては、「長袖・長ズボン」を身に付けることですが、やむを得ず肌を露出する場合は「虫よけスプレー」を用いることが挙げられています。
ただし、虫よけスプレーは塗り残しがあると、そこが刺されてしまうので皮膚にむらなく塗ることが重要です。また、揮発性なので持続時間に注意し、マメに塗ることも大切です。
8月上旬がヒトスジシマカのピークですが、今から対策はシッカリしておきたいですね。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
お問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!