投資する際には「中央銀行には逆らうな」という相場格言がありますが、これは日銀をはじめとした中銀の金融政策には、どうケンカを仕掛けても勝てないということです。
当初は世界中から非難された「日銀の異次元金融緩和」も、今では世界の主流になりつつあることをご存知ですか。低成長脱出の手段として、カナダ、オーストラリア、中国、欧州などが次々と導入しているのです。
自国の輸出関連企業の業績回復には手っ取り早い方法で、円高に青色吐息だった日本の輸出企業は、輸出総量が増えなくてもドル・円相場が5割下落したことで史上最高益が続出し、納税額も増えたのです。
日銀の異次元金融緩和後、3年が経過していますが「景気の緩やかな回復基調」はキープしております。
日経平均株価も今世紀最高値を更新したばかりで、客観的に見ても全体の流れは、概ね政策当局のシナリオ通りと云えるのではないでしょうか。
株式投資は“国策に乗れ”が基本中の基本です。
アベクロ政策ではGPIFの改正やNISAの推進を進めており、これは取りも直さず、インフレに備えて「株式を買っておきなさい」という政府からのメッセージであることを忘れないで下さい。
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