日本でも有名なバフェットは投資会社「バークシャー・ハザウェイ」を率いる現役の投資家です。世界中の投資家が、バフェットが毎年株主に送る手紙や公での発言に注目しています。
彼は師であるグレアムに学んだ「バリュー投資」を基本とし、自分が気に入った銘柄を長期間保有します。値上がり益にはこだわらず、投資先が配当を続け、自社株買いで株式数を減らすよう望むこともあります。
今年の手紙ではバークシャー株について「少なくても5年保有」と「借金して買ってはいけない」とアドバイスしています。
製造業や小売業といったモノやサービスを生み出す企業を好み、日本の企業では超硬工具の「タンガロイ」(福島県いわき市)がバークシャー傘下にあります。
年次報告書で企業を研究し、株価が下落し割安になったタイミングで買う「逆張り」が得意です。金融機関の破たんが相次いだ1989年にウェルズ・ファーゴに、2008年のリーマン・ショック時にゴールドマン・サックスに巨額を投じたことは有名です。
また、キャッシュも蓄え、いざという好機に備えます。
バフェットの投資は、長期投資だけではなく、「借金をして買うな」とか「キャッシュを蓄え、いざという好機に備える」「逆張り」など、短期投資にも通ずる投資法でもあるのです。
尚、明後日6日(日)は午前10時から午後2時まで特別投資相談並びに入会受付を行います。株式のことなら何なりと(03-3868-2801まで)お問い合わせ下さい。