同じことの繰り返しで称賛を受けるのは至難の業です。「二番煎じ」と失笑されるのが落ちです。
大ヒットした映画には続編がつきものですが、1作目を上回る感動作に仕上がることは滅多にありません。シリーズ化されるにつれ、見るにたえない駄作が乱発されるように思えます。
「面白いのもあったぞ」という映画ファンのために、数年前に映画雑誌に載った「続編映画ランキング」を紹介すると…
3位「ターミネーター2」(1991年)
2位「ゴッドファーザーPART2」(1974年)
1位「エイリアン2」(1986年)でした。
日本でもいずれも大ヒットした作品ばかりですので、ご記憶にあるでしょう。
ターミネーター2は、アカデミー賞で視覚効果賞、メイクアップ賞、音響効果賞、録音賞を受賞、ゴッドファーザーは1.2作目ともアカデミー作品賞を得ています。
面白いのはエイリアン2の原題です。「エイリアンズ」と複数形にしただけですが、1作目で登場したエイリアンが今度は次から次と出てくることが何となく伝わってきます。
さて、アベノミクスの「第2幕」はどうなるのでしょうか。先日、タレントの菊池桃子さんをメンバーに組み入れた「国民会議」が初会合を開きました。名称は複数形どころか、「1億」です。
来年5月をめどに20年を見据えた具体策を盛り込んだ「ニッポン一億総活躍プラン」を策定します。経済最優先の政策で日経平均3万円が期待できるようなプランを練ってもらいたいものです。
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