今年の流行語大賞にもノミネートされた東京五輪・パラリンピックの「エンブレム」の再公募が、昨日の正午に締め切られました。
大会エンブレムを巡っては、アートディレクター佐野研二郎氏がデザインするもベルギーのリエージュ劇場のロゴと酷似しているなど、盗作疑惑が浮上し、9月に白紙撤回されていました。
最終的な応募総数は1万4599件に上り、10代から80代以上の高齢者、さらに在日の外国人など幅広い応募がありました。
年内は事前審査を行い、100〜200作品に絞り込み、来年1月7〜9日にエンブレム委員による最終審査を行い、商標調査などの手続きをした上で、来春の最終決定を目指します。
また、数点に絞り込んだ後、国民が審査に関わるような「国民参画」が行われるかについては、本日の第7回エンブレム委員会で議論されます。
第二の佐野研二郎事件だけは避けなければならず、それだけ審査も慎重にならざるを得ないし、それだけお金もかかります。事前の商標調査と登録にも1点につき5000万円前後かかると云われております。
オリンピックでは、その年の開催地を象徴する“エンブレム”が開催国によって決められています。オリンピック開催中はエンブレムがオリンピックの象徴として、開催国のいたるところに飾られますので、日本国民の誰もが納得するような、世界に恥じない立派なエンブレムを選出してもらいたいものです。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!