東日本大震災からまもなく5年です。
深刻な津波被害があった東北3県(宮城・岩手・福島)では、風化を防ぎ、復興の歩みに関心をもってもらうため、自治体や企業などが被災地を巡る旅「復興ツーリズム」を呼び掛けています。
2011年3月の東日本大震災にとって東北地方は、観光資源や施設、道路などのインフラ(社会基盤)が甚大なダメージを受け、特に大きな傷跡を残した湾岸部の観光客数は震災前の約4割減と低迷しています。
被災地では人口減少も進んでおり、観光業の振興は地元雇用を維持する上でも重要課題となっています。
被災地を巡るツアーは、自治体・企業の防災研修としても行われていますが、個人で関心を深めたり、家族で防災意識を共有したりする機会としても活用できそうです。
また、被災地での出会いや発見を契機に、復興に対する支援の気持ちを確かめることもできます。復興へ向かう被災地の姿に触れることで、学びの多い旅となるかも知れません。
ただ、被災地を旅する際は、通常の観光とは異なり、大声や飲酒行為を慎んだり、レジャー気分での「記念撮影」を控えたりするなど、地域住民に配慮した節度ある行動が求められることも忘れずにいたいですね。
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