数年前にイスラム過激派組織が発行した雑誌の記事がインターネットに掲載されました。その記事は英語で書かれており、中身は「ママの台所で爆弾を作ろう」でした。圧力鍋とマッチを集めれば1日で爆弾を作ることができるのです。
「EUの首都」であるベルギーのブリュッセルで起きた連続爆破テロの詳細は不明ですが、いつでもどこでもテロを実行できる時代なのです。
自爆、ローンウルフ(一匹おおかみ)、ホームグロウン(自国育ち)―テロリストを形容するこうした言葉を聞けば、テロを防ぐことの難しさが伝わってきます。
劇場や競技場、大規模ショッピングモール、駅など警備や監視が手薄で攻撃されやすい「ソフトターゲット」もそうです。ある駅や大規模ショッピングモールの警戒を強めれば、隣の駅、近辺のショッピング街が狙われるだけなのです。
テロにはサリンやVXガスなどの化学兵器が使われることもあります。そもそもテロ行為自体、毒物の塊のようなものです。
安保法の改正で日本でもテロの脅威に晒されるリスクが高まったことは事実です。だからと云って、テロ対策関連株や防衛関連で一儲けを考えるのは、戦争を待ち望んでいるようで、本意ではありません。
しかし、株式投資の世界そのものが、食うか食われるかの世界なので、ここは心を鬼にして関連銘柄を注視しておきたいところです。
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