桜前線が日本列島を賭け上げるとき、時計の針が少しだけ早く進む気がします。学校を卒業する人、新しい仕事につく人、遠くに引っ越す友人など、多くの別れや出会いが凝縮する時期です。
例年この季節ならではの行事として、お花見があります。皇居周辺の千鳥が渕に浮かぶボートで、ゆっくり揺られながらサクラを鑑賞するのは格別の趣です。
ですが、会社員であれば社内の新年度最初のイベントとして、花より団子、普段のうっぷん晴らしで大いに酒を酌み交わし盛り上がるのが風物詩でしょう。
近年は、海外からのインバウンドらも、日本にお花見をしに来るようになってきており、国際的な行事になりつつあります。
先日の某大手ビールメーカーが行った「お花見に関する意識調査」では、78%の方がお花見を計画しており、近年で最高の参加意向となったようです。お金がかからず、手軽に家族そろって楽しめる最高の野外レジャーとして、日本人にはお花見が定着しているのです。
2016年の東京市場は、1月から厳しい下落に見舞われましたが、そろそろ年央に向け、東京市場も桜満開となってもらいたいですね。
今週末か来週には、満開のサクラ見物と行きたいところです。
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