ハイレゾリューション(ハイレゾ)が登場して以来、衰退していたオーディオ市場が活気づいています。
都心の家電量販店ではハイレゾ対応のウォークマンやイヤホン、ヘッドホンなどの売り場が大きな面積を占めています。
ハイレゾとは、高解像度の意味で、CDでは入りきらなかった音の情報量がCDの約6.5倍もあります。従って、音の量、つまり「音の太さ、繊細さ、奥行き、圧力、表現力」が段違いで、CDでは聴こえなかったディテールやニュアンスを感じ取れる、原音に近い音質が特徴です。
楽曲によってはCDとの違いがよく分からないこともありますが、日本のメーカーの戦略が市場を動かしているのは事実でしょう。ハイレゾとは相性は良いアニメソングも後押ししています。
去る2月17日のこのコーナーでもお話をいたしましたが、かつて世界を席巻した日本の家電は海外勢との競争に苦戦しているのが現状です。しかし、全体で見れば、ハイレゾブームはまだ小さな変化に過ぎませんが、消費者の心を掴むきっかけになれば、日本メーカーの復権につながるのではないでしょうか。
日本の技術の未来に希望を持ちたいですね。
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