相場にはサイクルがあり、値動きには一定のリズムがあるという理論が「エリオット波動」です。相場の上昇局面には上げ下げで5つの波が現れ、その後の下落局面では3つの波を描くと云います。
そのエリオット波動によると、日本株インデックスは昨年高値から第2波の調整局面が進行中と考えられます。
通常第2波は、第1波の上昇分の相当部分を打ち消す激しい下げとなります。第1波の終盤で広まった楽観は第2波の下落で消え、第2波が終わる底打ちのころには市場心理は極端な悲観になります。
東証株価指数TOPIXは昨年8月11日に高値(1702)を付けました。今は信用期日到来に伴う処分売りはひとまず峠を越えたと見られます。
加えてTOPIXは、2012年安値(692)から昨年の高値までの上昇幅の半値押し(1197)を達成しており、このような重要なサポートライン付近では、一旦下げ止まりが確認できるものです。
年初からの極端なリスクオフの流れも弱まりつつあり、日経平均は4月に向けて1万8000円付近へのリバウンドが期待できます。
さらに、第2波の下落後は第3波の上昇で、先々は日経平均3万円も視野に入る強気な相場となりそうです。
年初からの大幅な株価下落も後から振り返れば、中長期で魅力的な買い場となっている筈です。2016年は株価が底入れし、ピンチがチャンスに大転換する年になるでしょう。
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