「第4次産業革命」と云われる大きな潮流の原動力となっているのが、飛躍的に進化しているIoT、人工知能、ビッグデータなどの技術革新です。
それは、すでに我々の身近なものになっています。ネットにつながるスマート家電、自動運転車、インターネットの検索エンジンやショッピングサイト、フェイスブックなどのSNSや迷惑メールフィルターなどを可能にしたICTが未曾有のスピードで進行しています。
しかも、単なる技術革新にとどまるものではありません。「産業革命」という言葉には、人類の文明史を画期したという意味が込められています。
18世紀に蒸気機関車の発明によって起きた第1次産業革命では、工場の機械化が実体化して英国が「世界の工場」となり、「労働者」が生まれました。
20世紀初頭には、電力活用による第2次産業革命で米国ではフォードシステムが構築され、半自動の移動組立ラインを中心とする飛躍的な生産能率の向上と原価の引き下げを実現しました。
20世紀後半の第3次産業革命においては、電子化による生産ラインの自動化が実現し、日本の製造業が競争力を強めました。
そして、第4次産業革命では、ネットワークでつながれた機械同士が連携して作業する「Machine to Machine(マシーン トゥー マシーン)」や遠隔操作などによる工場のスマート化により、大幅な効率化が期待されています。
いずれの「産業革命」においても、生産システムの変革は、経済・金融・政治・社会のシステム、労働や暮らし、教育のあり方に大きな影響を与えてきました。そういう意味で「第4次産業革命」も、人類の文明史を画期する可能性を感じます。
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