マクロ面から見ると、日本経済は踊り場から脱出の兆しを探る晩秋となりそうです。15年半ば以降、生産、輸出、設備投資、個人消費の弱い動きが続く中、足元では個人の消費マインド指標で一部に底打ち感が見られております。
また輸出や生産の先行きにも持ち直しの兆しが見られ、環境は徐々に改善の動きとなり、さらに臨時国会での補正予算審議、景気対策など経済重視の政策展開が続くのは心強い材料です。
8月以降、日本株市場の物色対象に変化が見られます。従来は業績懸念から主力株が見送られる一方、中小型のテーマ株が物色の中心でしたが、8月以降はこれまで大きく売られていた主力株の割安株に買いが入っています。
年末から年始に向けての物色テーマはやはり“国策に沿った将来性ある有望株”が再度、相場の中心になることが予想されます。
主なテーマではIoT、フィンテック、AIなどに絡むIT技術関連、半導体・同製造装置、有機EL関連、ゲーム、インフラの復興・補修関連、ロシア関連など好業績で増配モメンタムの強い企業が狙い打ちされることになるでしょう。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!
“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。