共和党のドナルド・トランプ政権が始動します。
日本でトランプと云えば、七並べやポーカーなどに使うカードのことですが、英語では「切り札」を指します。
米国の有権者が現状を打破するために選んだ切り札こそトランプ氏なのでしょう。少なくとも選挙戦では、他に例を見ない破壊力や剛腕を期待できる人物像を演じ続けた印象があります。
もっとも当選が決まった直後の演説は非常に穏やかで協調性を備えたジェントルマンに一変していました。
日経平均は9日の暴落を翌日には一気に取り戻し、翌々日の前場には277円高の場面もありましたが、後場には一時マイナスに転じるなど波乱含みの動きとなっています。米国の次期大統領が何をもたらすか、市場も世界も図りかねているのが実情なのでしょう。
経済に対するマイナスの影響が強調されますが、100日計画で盛り込まれた大幅減税と財政出動が実行されれば、世界経済には間違いなくプラスに働きます。当面は米国の景気拡大と円安・株高になりやすい環境が続くでしょう。
カードゲームではジョーカーが度々切り札になります。しかし、ジョーカーが最悪の札になることもありますので、その辺を頭の隅にでもおいておけば、強気での投資行動が功を奏するでしょう。
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