日経平均は1989年末に3万8915円で大天井を打ち、2009年3月に7054円で大底を打つまで実に20年の歳月が掛かりました。
創造的な破壊(戦争など)もなく、一大イノベーション(技術革新や大発明など)もなく、20年来のデフレから脱却するのは容易ではありません。厳しい冬の時代が長かったことから多くの個人投資家は自信を失っているのでしょう。
しかし、裁定買い残高は8月中旬に4734億円とリーマン・ショック以来の低水準となり、仮需からは「陰の極」を示唆していると云えます。日経平均採用の225種は予想PER(株価収益率)13〜14倍、PBR(純資産倍率)は解散価値寸前の1.1倍の割安水準にあります。
株価は「ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)」「需給」「人気」の3要件の微妙なバランスで形成されます。そしてこれまで、東京市場は需給と人気で低迷が続いてきました。需給が改善し、つれて人気が回復し始めると株価に火が付きます。
“売り”で儲けてきた投資家が大慌てする姿が目に浮かんできました。
「光陰矢の如し」。師走相場に向け、良い銘柄を仕込む時期です。
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