早いもので今年も残りあと数日となってまいりました。飛躍した人、稼いだ人、かっくりだった人、…どんな一年を過ごした人にも、また新しい年は来ます。
どうせなら来年は幸運に恵まれたいものです。
2018年の戌年は、新しいことが始まる年であり、再生、再スタート、蘇りの年と云えます。来年は、前年までの嫌なことを断ち切り、心機一転の素晴らしい戌年として、「感動的」に過ごしましょう。
さて、2018年の日本株はどうなるのでしょうか。
企業業績は絶好調、各種指標の示す未来も明るく、弊社の見通しでは相当息の長い上昇相場になると見ています。
弱気筋からすれば、そろそろ景気後退局面入りになると、云いたいでしょうが、投資家心理からすれば、この流れは08年の金融危機をきっかけに始まった長い後退局面が終わったばかりと云えます。
今現在の日経平均2万2千円台から見ても、今年の「年足チャート」が“陽線”になることは間違いなく、これで12年から6年連続の陽線です。
しかし、過去を見れば1978〜89年まで12連続陽線があり、今回の上昇相場ではまだ半分の上昇年数でしかありません。
さらに、7年間の後退局面を考えれば、ここからの上昇期間もそれなりにロングランになる見通しで、日銀、外国人投資家ともに需給面でも問題はありません。
18年はデフレ脱却元年。
どこまで上がるか、楽しみです。新春には内閣総理大臣から“デフレ脱却宣言”がありそうです。
2018戌年も希望や可能性が満ち溢れた一年であることをお祈りいたします。