架空の世界や離れた場所の映像を現実のように感じられる仮想現実(VR)が、ゲームだけでなく、家づくりや宇宙飛行士の訓練、スポーツ観戦、結婚式の体験など一段と広く活用されるようになってきました。
例えば、住宅購入の際、VR上で完成前の新居で家具の配置を試したり、飛行士は操縦訓練をVRで行ったり、スポーツの観戦でも自分自身がスポーツを行っている視点で観戦をしたりと…。
VRは1960年代に研究が始まったとされますが、大規模な機器が必要なため、本格的には普及しませんでした。
2016年が世界的なVR元年と云われています。VRで重要なリアルさが飛躍的に進歩したのは、画像技術の発展により、人の視野角に近い映像を体験できるようになったためです。
頭を上下左右に動かしても、頭の動きを感知するセンサーと情報処理装置が高性能化したことで、映像と体の動きのズレが小さくなり、端末に映し出される画像も高精細化が進み、滑らかな3D画像が実現しました。
今後のVR端末の普及のカギは「VR酔い」の克服と、さらなる「小型軽量化」です。ゴーグル型端末は、外界の映像情報が遮断されるため、人によっては乗り物酔いを感じるようです。加えて、ゴーグル型端末の重さを水中メガネ程度に軽量化することも必要です。
技術革新の余地が大きいため、各社は有望な市場と見て開発競争にしのぎを削っています。
技術の飛躍的な発展で迫真性が増しており、将来的に人々の生活を大きく変えていく可能性があります。
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