近年の健康ブームで、魚を食べることによる健康効果が注目されています。特に魚油に含まれるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は体に良く、サンマやブリ、イワシなど青背の魚に多く含まれていることが知られてきています。
元来、ウナギやフグの専門店は多々ありましたが、最近はマグロやブリ、アジ、サバなど大衆的な魚の専門店が増えてきました。健康志向の人が増えたことで、生活習慣病やメタボ予防の意味合いもあるでしょう。
ここ数年、「肉食女子」「フォトジェ肉」「肉本」など、肉に関するトレンドワードが続々登場していることから、新しい空気を求めて提供側が肉に代わる次世代のテーマとして「魚」をプッシュしているのでしょう。
肉では、熟成肉や赤身肉、塊肉、ジビエと色々なジャンルに特化した店がオーバーフロー状態ですが、それと同じで、魚も専門化する流れになっています。
インバウンド関連も、魚を文化支援する材料になっています。刺身、焼き魚などの和食は訪日観光客に人気が高く、その状況に魚の専門店が歩調を合わせ、インバウンド需要をうまく取り込んでいます。
外国人観光客に人気の京都では、祇園をはじめ主要観光地の飲食店は、どんな分類のお店でも英語表記のメニューが置かれています。
我々日本人が普段の食卓で食べている魚でも、外国人にとっては“クリエイティブな美味”なのです。
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