米株式市場の勢いが止まりません。先月末には、ダウ30種平均が初めて2万4000ドル台に乗せています。
株高の最大の要因は好調な企業業績の裏付けです。米主要企業は7〜9月期に7.9%の最終増益になり、2017年の年間でも約12%の増益が見込まれます。現時点の市場予想では18年も2ケタの増益ペースが続きます。
また、米国民の景況感を示す消費者信頼感指数の11月分は129と、2000年以来17年ぶりの高水準に達しています。
株高の火付け役は大手IT(情報技術)株です。割高を報じられたり悪材料が表面化したりしても買い戻されることから、弾力性がある樹脂テフロンをもじって「テフロン株」と呼ばれています。
S&P業種別でみたIT株指数は年初から30%以上上昇しており、ダウ平均(約20%)を大きく上回っております。
加えて、米国には米税制改革の実現の期待があります。目玉の法人税率の引き下げは、ほぼ全ての米企業が恩恵を受けます。今でも好調な企業収益を後押しするとの期待も広がっています。
市場関係者は一様に株価の先行きに強気で、ダウ平均は3万ドルを目指していくとしています。
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