筆者の知人の話ですが、今春行った人間ドックで「十二指腸に腫瘍があります」のと診断を受けました。
9月に開腹手術をした後、痛みや吐き気に悩まされようですが、幸い腫瘍は良性で今では術前と同じ生活ができています。手術後と同様に術前の内視鏡検査は麻酔をしても苦しかったと語っています。
ところが、飲み込むだけで済むカプセル型の内視鏡があると云います。今まで検査しづらかった小腸も見ることができて、飲み込んだ後は日常生活が可能のようです。
その方法を調べて見ると、使うのはカプセル内視鏡とレコーダーのみです。口から飲み込んだカプセルが消火管内を撮影し、その場で撮った写真を無線で送り、腹部につけた受信機を経てレコーダーに保存する仕組みです。
通常の内視鏡検査では医師がリアルタイムで映像を確認しますが、カプセルの場合は、腸内をめぐる7時間前後の間に約6万枚の画像を撮りためてから解析します。そのため、異常があるかどうかを判断するまでに時間を要しますが、患者の体に優しく、医師の負担も少なくて済みます。
この先、カプセルで投薬や処置ができるようになれば、病院嫌い、検査嫌いの人たちにも大きな力となるでしょう。
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