政府は平成30年度予算案で、防衛費を5兆2000億円程度に増やすことが先日、分かりました。
防衛費は、旧民主党政権が編成した24年度予算では4兆7138億円でしたが、安倍政権発足後の25年度以降、6年連続増額が続き、28年度に初めて5兆円を突破、29年度の5兆1251億円を上回り過去最大となります。
30年度予算案では、北朝鮮を念頭に弾道ミサイル防衛(BMD)を強化します。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の基本設計費を計上するほか、通常より高い軌道への対応能力を高めるため、航空自衛隊の警戒管制システム改修費も盛り込みます。
また、中国の海洋進出に備えるため、鹿児島県や沖縄県での離島防衛態勢なども強化します。宇宙・サイバー空間での対応も優先的に扱われるほか、地震や台風など災害対策の費用も合わせて計上されます。
さらに、中期防の対象経費ではない米軍再編関連経費も、29年度の約2000億円から増額計上します。沖縄に駐留する米海兵隊のグアム移転や米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設などの費用がかさむ可能性が高くなったためです。
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