新規株式公開(IPO)銘柄に投資資金が押し寄せています。12月に新規上場した13社の初値は公開価格を大きく上回っており、初日に買い気配で初値が付かない銘柄も多々あります。
10月以降に大幅に値上がりした大型株から、中小型のIPO銘柄に乗り換える動きも広がっています。
今年9月中旬からの株高で個人投資家の財布が潤っており、投資余力が大きいため、年末にかけてもIPO銘柄の活況は続きそうです。特にIT(情報技術)と金融を融合したフィンテック、人工知能(AI)など次世代技術を持つ企業にマネーは向かいやすい状況にあります。
個人の待機資金の受け皿であるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の残高は、11月末時点で約13兆円まで膨らんでおります。
ここから年末にかけてIPOの上場が控えておりますが、値上がりした主力株を利食いして回収した資金をIPOの購入に回す動きが出てくるでしょう。
但し、上場時の人気が一巡した後も、株価が右肩上がりの上昇を演じるには、その企業の成長性が不可欠であるのは言うまでもありません。
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