昨年、囲碁用AIが世界のトップ棋士に勝利したときは、世界中に大きな激震が走りました。しかし、今年新たに誕生した囲碁用AIが、先代のAIに百戦百勝するという躍進を遂げても、大したニュースにはなっていません。
別件でも、これまでなら人間にしかできなかった認識や解釈という分野においてAIがこれを実現しても、それほど大きく報道されることはありません。それは、既にAIが人知を超越するという未曾有の事態に適応し始めている証と判断できます。
現在は第4次産業革命と云われますが、第1次、第2次産業革命では肉体的な労働を機械に代替させ、第3次産業革命では頭脳労働(情報処理)を機械に代替させてきました。
昨今の第4次産業革命では、人間と機械が融和し、人間は機械のできることは機械に任せることで生産性の向上と、人間はその先にある時間と心の豊かさを実現すべきです。
人間が機械の進化をリードすれば、裕福な生活の実現に向けた機械との関係を作り上げることが可能になります。その結果、人間の能力を引き上げる可能性が高まる好循環が生まれることになります。
AIの発達によって、人間の仕事が奪われる、という論調がありますが、AIの技術は社会全体の生産性を上げるものですから、進化としては自然な流れです。
ですので、これから到来する時代に自分には何ができるのか、そのためには今から何を学ぶべきなのかを考えることが大切でしょう。
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