日経平均が相変わらず頑強な動きを続けています。東証再開以来の最長記録16連騰を達成した10月24日のPERは15.22倍、その後2万3382円を付けた11月9日でもPERは15.15、騰落レシオも118.95%と過熱感は全くありません。
最大の要因は好調な企業業績です。11月17日のこのコーナーでもお話をしたように、企業業績の上方修正が相次ぎ、株価算出のもう一つの基準である1株利益の水準が高まったからです。
17年4〜9月期決算の発表直前から日経平均の予想EPSは上昇ピッチを速め、11月8日には1506円と初めて1500円を超えました。
この水準は第3四半期決算が明らかになる来年の2月頃と予想されていたので、3か月も先行しており、これが日経平均を短期に上昇させた理由です。
ここでは多くを書きませんが、決算説明会での大方の経営者の発言も「先行きに自信を掴んでいる」、或いは「需要好調が続く」という浮揚感が感じられる企業が圧倒的でした。
日経平均の予想EPSは来期に1700円を超えてくる可能性が高く、予想PER15倍でも日経平均は2万5000円超、中長期で判断すれば予想PER18倍なら3万円も相場です。
いよいよ好ファンダメンタルズを評価する『業績相場』に突入したと確信しており、株価の上昇は続きます。
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