今年の4月、コンビニやドラッグストアなど小売業の業界団体は経済産業省との共同声明で「2025年までに取り扱う全ての商品にICタグを取り付ける」と発表しました。
人手不足の上、小売りや外食産業では人件費の上昇が収益の足を引っ張っています。ICタグや読み取り機などを活用した無人レジへの投資は店員の省人化につながるだけでなく、顧客にとってもレジに並ぶ手間がなくなるなどメリットは計り知れません。
バーコードで読み取る従来型のICタグではなく、「無線自動識別(RFID)タグ」は置くだけでスキャニングしてくれる優れもので、会計のときのみならず、検品や棚卸しなどの省力化にもつながります。
現金精算で必要になるのが自動釣り銭機で、コンビニだけでなく、幅広い分野での活用が期待できます。
欧米と比べると日本の無人レジはまだ発展途上です。今後益々、深刻になる人手不足を皮切りに、省人化への方策は今後も拡大していく見通しです。
小売業の業界団体はコンビニおICタグだけで年間1000億枚を商品に取り付ける目標に掲げています。人手不足と労務コストの上昇を消化するための省力化投資が、無人レジという形で身近になりつつあります。
自動釣り銭機の市場規模は現在の160億円から将来は300億円に、RFIDタグは現在の10数倍の5000億円に拡大する余地があると云います。
関連銘柄に市場の注目が集まっています。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを承っております。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!