人工知能(AI)を積極的に利用する「AI病院」の実現に産官学が連携して乗り出します。政府は5年間で百数十億円を投じます。
患者の医療データは、カルテや画像、遺伝子情報や投薬状況など多岐にわたり、増え続けています。AI病院では医師や看護師の負担が減り、重要な診断や説明、手術などに集中でき、人手不足対策になります。
AIは支援役で診断は医師がすることに変わりはありません。膨大なデータを学習したAIに人を支援させることで、医師や看護師が本来の業務に集中できるようになり、患者の満足度の向上につながります。
ただ医師とAIの意見がいつも一致するとは限りません。医師とをつなぐ統計などの専門家の育成も必要です。患者に治療法の選択理由などを説明するためにも欠かせません。
AIの精度を高めるためのデータ収集にも取り組みます。患者が身に付ける血圧計や心電図などからデータを集める機器を開発、実証します。
磁気共鳴画像装置(MRI)や内視鏡による画像を分析できるAIも開発します。血液検査などの解析にもAIを利用。DNAなどを分析し、最適な治療法を示します。
最適な治療が進めば、無駄な投薬などが減る利点もあります。AI医療が普及すれば、年間数千億円の医療費削減につながると期待しています。
AI医療関連に注目!
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