次世代の通信規格「5G」の商用化を見据え、通信各社が企業間取引での積極的活用に向け新たなサービスに取り組み始めました。
スマートフォン(スマホ)を使用する個人向けだけでなく、製造業など異業種との連携が増え、5Gが産業の勢力地図を変えそうです。
例えば、5Gを使えば工場のロボットを円滑かつスピーディーに操作できます。工場内では原材料などを運搬する無人ロボットが相互に情報交換しながら機動的に活動すると共に、構内に張り巡らせたモバイル通信で情勢を認識します。
勿論、本社などでも同時進行的での維持管理・監視が可能になります。テクノロジーで現場従業員を省力化し、製造の効率化を最優先させる「スマート工場」実現のファーストステージです。
5Gは現在の4Gと比較して通信速度が100倍になります。それだけでなく通信の遅れが殆ど起こらず、通信できる端末や機械が大量しかも同時にネット接続しても差し障りなく情報を流せるので、自動運転や遠隔治療に向いています。
5G通信網への投資は欧州だけで25年までに50兆円前後になるとの試算があります。5Gが普及すれば、スマホを超えて工場や交通インフラ、医療現場、自動運転車などと膨大なデータのキャッチボールができます。
通信会社に限らず、あらん限りの企業にとってデータを活用したビッグビジネスチャンスが誕生することになります。
株式市場でも5Gは一大テーマとなるでしょう。
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