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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

ヒアリ 防げるかはデッドラインの状況です

  

強い毒性を持つ南米原産の特定外来生物の「ヒアリ」が、東京湾・青海ふ頭で発見され、国内で初めて「定着」の恐れがあるとして、政府は緊急の対応策を検討します。

 

今回見つかったのは、各国から貨物船が寄港する青海ふ頭のコンテナ置き場で、働きアリが約750匹、女王アリも約50匹確認されました。多数の女王アリと働きアリかたなる「コロニー」と呼ばれる集団がすでに確立されており、定着すれば日本社会に大きな影響を及ぼします。

 

ヒアリは体長2.56ミリ程度ですが、日本の在来アリにはない強い繁殖力と攻撃力が特徴で、人間が刺されると火で焼かれたような激しい痛みを感じます。アレルギー体質の人は、ハチに刺された時のように、血圧が低下したり、じんましんが出たり、さらに意識が薄れる「アナフィラキシーショック」に襲われ、死に至ることもあります。

 

ヒアリの実害は人間や動物だけでなく、インフラにも悪影響を及ぼします。熱の発生を好み、様々な電子機器の内側に群れで侵入します。ヒアリが定着した国では信号機や空港の航空灯を故障させたり、電線をかじり火災を引き起こしたりしたこともあります。

 

ヒアリは日本の特定外来生物に指定されているほか、国際自然保護連合(IUCN)が定める世界の侵略的外来種ワースト100にも入っています。海外の事例を見ると一度定着してしまうと根絶は困難となります。ヒアリが定着した米国では、年60憶ドル以上の被害が生じています。

 

国内のヒアリは17年に神戸港で初めて見つかって以降、すでに14都道府県で発見されています。政府は対策を急いでいますが、防げるかはデッドラインの状況です。

 

今後、ヒアリの新たな報道や事故、繁殖状況などがマスコミを賑わせる度に、虫よけ・殺虫剤・駆除薬・防虫剤関連株が買われる相場が演出されるでしょう。

 

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