新型コロナウィルスをきっかけとした大暴落から、かれこれ足掛け三か月が経過しようとしております。
米国市場と共に総悲観で底を打ち懐疑の中で育った相場は、近年稀にみる強さから、一部市場はその下げの八割を戻し、JASDAQも昨日まで実に12連騰、東証マザーズに至っては今回の下落幅の全値を戻し、一年半ぶりの高値1000ポイントを取ってまいりました。
前の高値を奪還するということは、単なる戻り相場を陵駕したことを示唆しており、先駆した東証マザーズを追いかける形で東証一部、二部、JASDAQにも出遅れていた資金が向かっている構図であります。
この機に及んでもまだ二番底、三番底を危惧し買わないのでしょうか。
勿論、いたずらに値惚れして高値を買うことは愚かなことですが、そうこうしているうちに株式市場はここまで上昇してきております。
今回の戻り相場で儲けているのは、目先の利く個人投資家と小粒のヘッジファンド、さらに政府に尻を叩かれたかは定かでありませんが、G・P・I・Fです。
今回の暴落で大量の損を計上した運用大手(ブラックロック、ゴールドマンなど)は、AIに頼るばかりで出遅れてしまい、先駆した投資家に一歩も二歩も遅れております。
いろいろな意味でシステム運用の限界値も覗けたのではないでしょうか?
やはり経験値豊富な個人投資家は素晴らしいですね。弊社のお客様でも強者と称される相場巧者は多数おられますが、財務内容などの数字は押さえますが、AIでは感じることのできない相場の臭いをどこかで嗅ぎ取っておられます。
さて、ここからは選別ですぞ。
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