一昨日の日経平均は少々騒ぎすぎであったため、昨日は米国市場の連騰を受けての始まりですが、一日通して静かに調整という状況でありました。
日経平均は6月8日の高値から、立会い日数にして僅か6日しか経過しておりませんので、いくら強いとはいえ今週にも高値奪取とは行かないでしょう。日柄調整はまだ必要でしょうし、入れたほうが先行き値動きも軽くなると思われます。
ただ、こうなってくると新興市場がまたぞろ存在価値を増してまいります。JASDAQ,マザーズに関して言えば、上にも下にも常識外の動きをしますし、過去にも10何連騰などというのもよく見かけました。
米国市場でもダウよりもNASDAQ、ラッセル2000の動きがいいですし、東京市場でも日経平均よりJASDAQ、マザーズの動きが抜群です。
更に言えば、米国はNASDAQがいち早く戻り高値を更新しておりますが、それよりも更に早く戻り高値を更新し、戻りの率でも一番大きいのが何を隠そう東証マザーズです。
米国がくしゃみをすれば日本は風邪をひく、とよく言われましたが、これまでの日々の値動きをつぶさに観察していると、今回は違うと皆様もお気づきになられるかと存じます。
米国市場の上げ下げに対して、朝方は反応いたしますが、一日通すと意外や冷静に対応しており、下げの場面でもしっかり押し目買いが入ります。買っているのは日本人だけじゃありませんぞ。
今回のコロナショックは国民性を含めて、各国のいろいろな問題点を炙り出しました。アジアで言えば、震源地中国の投資対象としての地位は明らかに低下いたしました。また欧州、米国の感染率、死亡率では、日本の足元にも及びません。
常に世界のどこかで運用を迫られている投資資金は、世界一安全な東京市場に集まり始めていると考えるには早計でしょうか?
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