新型コロナウィルスは社会的価値観を大きく変えようとしている。
わかりやすい働き方や教育の分野のリモート化に留まらず、従来型の利益追求の株主資本主義に大きな風穴を開けたようであります。
日本有数の稀代の経営者であり、過去のM&A成功率100%を誇る仕事人間、日本電産CEO兼会長の永守重信氏も、リーマンショックの時は「どんなに経済が落ち込んでも会社のために働く」を錦の御旗に猪突猛進で必ず結果を出してきましたが、今回は「人命についてこれほど考えたことはない」と立ちすくんだ。
私見でありますが、「えっ、あの永守会長が?!」の念が否めません。
アフターコロナは現在と全く違った景色となり、今までの地球温暖化を招くような利益至上主義は否定され、自然と共存する経営が必ず求められます。
まさしく株主資本主義からESG優先社会への進化です。
先日の日経のコラムでも紹介されましたが、日本では古くから世のため、人のために奉仕すべきで、現在のESGの考えに近いものがあり、明治の実業家、渋沢栄一はこれを「士魂商才」とし、武士の魂と才知ある商才を重んじる、商道徳の基本を説きました。
先日の当欄でも、ESGに特化したファンドがすでに数十兆円規模で立ち上がっており、更に拍車がかかると申し上げましたが、一度動いた歯車は止まらないもので、ファンドの立ち上げとともに「環境アクティビスト」として物言う株主も台頭しております。
今後、この分野から目が離せません。
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