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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

東証マザーズ8連騰を逃すも、個別銘柄の強さ!

  

 外人投資家の売買動向が現物市場で買い越して、先物市場で売り越しているという現象を読者の方はどう思われるでしょうか。よくヘッジファンドがロング・ショート戦略と言って売りと買いを組み合わせる運用スタンスを取りますが、これは割高を売って割安を買う戦略で、現在の東京市場の立ち位置からすると若干意味合いが違うようです。

 

 まず現在の東京市場の立ち位置とは、明らかにワクチン接種の進んだ先進国の株高に出遅れているということ、更に出遅れた原因であるワクチン接種の遅れを猛スピードで追い上げ、現在では世界でも群を抜いて1位であること、それと東京オリパラを控えていることです。

 

 外人投資家はワクチン接種が進み経済が復活する東京市場で、是非とも株高のセオリーを享受する狙いで、現物市場ではアクティブに個別銘柄に手を出しております。その傍ら万が一にオリパラ開催で感染爆発が起きた時のための保険として先物市場での売り立てを設ける、ということです。

 

 アクティブファンドはせっせと稼いでおりますが、パッシブ系のファンドは、この展開では運用成績はいまいちのようです。ここのところの東京市場の下値はかなり限定的となってきており、やはりアクティブに個別銘柄が主流で、先物の売り立ては徐々に消化されてゆくのではと思われます。

 

 昨日も日経平均は安寄り後、戻りを試しつつも引けまで継続しませんでしたが、JASDAQ3連騰の引け高値、マザーズも8連騰は逃しましたが寄り付き安値の引け高値で、新興市場にとっては一日通して決して弱い状況ではありませんでした。

 

 どうもここは外人投資家のスタンス通りインデックスから離れ、若干の値動きの荒さはありますが、付和雷同せず個別銘柄を攻めるのが得策であります。個別銘柄に悩む方は是非とも弊社にご相談ください。

 

弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!