世界のワクチン接種率は先週末で12.4%に達しました。当欄でも再三申し上げている通り、ワクチン接種率の高い国はすべて株高です。世界の株高をリードしている欧米諸国では既に昨年末ぐらいから接種に動き出し、イスラエルはもとより、米国、英国、ドイツ、イタリア、カナダ、辺りを筆頭に、今年1月ぐらいには米英が10%に乗せました。
この接種率が10%から20%ぐらいに乗せると株高に拍車がかかってまいります。米英に続くことEU諸国も3月ぐらいから接種率を10%に乗せ米英の株高を追いかけました。更に4月に入ると米欧の株高は更に走り、続いてあれだけ感染に苦しんだブラジル、インド、メキシコ、ロシア辺りが接種率10%台に乗せております。
そしてこの4ヶ国はその後欧米の株高を追いかけて現在新高値です。元々需要があるところを無理やり抑えていた訳ですから、抑える要因がなくなれば、需要爆発で経済復活、株価も高値更新、至極当然の成り行きで、この法則はほぼ100%です。
ただここに先進国以上に接種率が早かったペルー、更にEUと同じくらいのスピードで接種率を上げたトルコがこの接種率高、株高のセオリーから外れ、現在も株安に苦しんでおります。先進国と何が違うかというと、ワクチンが中国製ということです。利くか利かないかは筆者も専門家ではありませんので、読者の方が想像してください。
以上までの数値はNHKのサイトや首相官邸のサイトから引っ張り出しておりますので、正しい数字と思われます。そして現在の日本は、先週末接種率12.6%となり、直近1ヶ月での接種率のスピードは断トツ世界一であります。
日本のワクチン接種については、マスコミのおかげで批判的な議論ばかり目立ちますが、このように正確な数字を示し、自分の頭で考えると先の姿が見えてくるのではないでしょうか。
オールジャパン、決まれば強いのが日本人です!
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