米国経済は、世界のお金が米国市場に集まっているうちは強い展開が続きそうです。巨額の財政赤字を埋めるためにも、世界のお金の米国への投資が必須です。
日本の新NISAはかなり好調で、巨額の資金が集まっているようですが、現状ではその半分ぐらいの資金が米国株に向かっているとのことです。
個人で個別銘柄を狙う投資家もおりますが、だいたいはインデックスファンドを通じての投資のようです。円をドルに換えますので、必然的に昨年、一昨年にはなかった円売り要因となり、ここへ来ての円安要因に一役買っております。
S&P500のインデックスが主流のようで、時価総額の大きいマグニフィセント7は必然的に大きな買い需要となりますが、そこで気になるのが昨年来米国のアクティブファンドが、高バリュエーションとなったこのマグニフィセント7を売り始めているというニュースです。
アクティブファンドは個別銘柄に投資しますが、時価総額の大きい7銘柄はインデックスファンドでも相当な買いが入りますので、これを利用されると思うのは杞憂でしょうか。
投資環境からは日本の環境の方がいいと思われますし、現状下げ渋っている米国金利もゆくゆくは下がる方向と思われますので、為替も静かに円高方向かと…。
わざわざ米国に投資しなくてもいいのではないかと存じます。日本の個人金融資産をどうにか米国市場に取り込みたい米国の思惑が見え隠れしていると思うのは筆者だけでしょうか。
昨日申し上げた通り東京市場の新たなトレンドが出てまいりました。SQ週ゆえ先物を意識しておりましたが、昨日の現物市場の買いは尋常ではありませんで、外国人投資家の本格参戦が窺えます。4万円の予想は年末が多いですが、意外と早いかも…。
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